このブログで考えいくリーダーシップ論について

 これからこのブログのテーマの1つにしようと考えているリーダーシップ論ですが、ここの内容は所謂「序章」みたいな扱いで読んで頂けたらと思います。

 そもそもリーダーシップ論をやるのであれば、本来ならば「組織論」の中の1つテーマなので「組織論」についてやらなければならい感じはしますが、まぁ、趣味でやっているブログですし、個人的に書きたい内容が経営者などに向けたものではないってことで、いきなりリーダーシップ論について書いていこうと思いました。

 少しずつ勉強をしていて思ったのですが、リーダーシップ論って割と難しいテーマでした。その理由の1つとしてリーダーシップの定義が多いということがあげられます。私のこのような勉強のやり方としてまず定義を見ることをするのですが、少し調べただけでも下記のように定義されています。

・「組織化された集団の活動が目標設定と目標達成に向かって努力するよう影響する過程(行為)である」(ストッグティル)

・「ある状況の中で行使され、しかもコミニュケーション過程を通して、特定目標の達成に向けられた対人間の影響である」(タンネンバウム)

・「組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に確立することである」(ドラッカー)

・「人について行こうと思わせ、そして彼らをまとめる属人的影響力」(伊丹敬之・加護野忠男著「経営学入門」日本経済社)

少し調べてみてもこのように学者によっていろいろと定義付けされており、一概に「リーダーシップとはこれです!」っていうものがないのが印象ですね。これについては、リーダーシップについての理論が時代によって変っていることも1つの原因ではないかと思います。
 ちなみに、上記の定義のところには名前が載っていませんがリーダーシップ論について「ジョン・P・コッター」という学者がいます。私自身「リーダーシップとマネジメント」を独立したプロセスで考えている事に共感したので、この考え方によった内容になると思います。

 リーダーシップ論を勉強していると当たり前なのですが、ほとんどが会社などの組織を主に扱っています。私の中で、リーダーシップが必要な組織って報酬があることが前提の組織だけが対象なのかっていう疑問がありました。
 そこで、このブログの目標といいますか、コンセプトの1つとして高校生でも分かるように書いていきたいと思っているというのもありますから、ひいては高校の部活動レベルでも考えられるようなものにしたいと考えています。部活動レベルにして考えていくときに、ジョン・P・コッターがリーダーシップとマネジメントの独立したプロセスで考えているところが、とても参考になり共感した理由ですね。

 たぶん、ここでのリーダーシップ論についての内容は私見が大きく影響されたものになる可能性が高いです。ですので、1つ考え方の参考として読んで頂けたらと思っています。

 最後に、私がこのリーダーシップ論について興味をもった理由は、実はアイドルが大きく影響しています。例えば、AKB48の元キャプテンである「高橋みなみ」がリーダーシップがあると聞かれれば、ほとんどの人が「ある」と答えると思います。では、乃木坂46の元キャプテンである「桜井玲香」はポンコツキャプテンと言われていたことがありますが、彼女にリーダーシップの素質がなかったと言えるかと言えば、個人的には「NO」です。つまり、リーダーシップの能力はあったと考えています。このように考えるリーダーシップってなんだ?と考えるようになり、自分なりに答えを導いていこうと思ったのがきっかけです。