小型二輪(MT)取得

 50ccのモンキーを購入し乗っていたのですが、やはり30km制限ってちょっときついものがあると感じます。モンキーはボアアップをする人も多くパーツもたくさんあり、さらにはモンキーを買ったバイク屋さんがモンキーのカスタマイズするのが得意ってこともあるのでボアアップをしようと思います。ただ、私は普通免許しか持ってなかったので小型二輪(MT)の免許を取ることにしました。せっかくならと思って教習でやったことを備忘録としてここに書いていこうと思います。

●第1段階
 私はモンキーを乗っていたこともあり運転操作にはあまり問題がなかったとことで、一番最初の教習で「指示速度(30km)」「クランク」「S字」「一本橋(5秒)」「急制動(30km)」をやりました。排気量が全然違うのでモンキーと比べて半クラッチを使わなきゃいけないのですが、これが最初あまり上手く出来ませんでした。
 2回目の教習は上記の内容にプラスして「障害物」「坂道発進」をやりました。小型二輪(MT)はこれですべてがすべての項目なのであとはコースを覚え、教習コース内のルールを教えてもらいながら練習していきます。
 3回目の教習はゲームセンターみたいなものでシミュレーションというものをやります。1段階目のシミュレーションはなんとなくですが、今後のためにシミュレーションバイクになれることが目標だったと思います。その中でもバイクを運転する際に気を付けるところを確認していくことをやりました。
 4回目の教習はオートマ教習です。いわゆるスクーターに乗ってコースを簡単に周って体験する内容です。
 5回目の教習はコースを周りますが、ここで第1段階のみきわめがありました。ここでクランクとかS字とか一本橋とかの課題を行い、無事できれば第2段階になります。

 ここまで第1段階というものになるのですが、見て分かる通りかなりのハイペースで行っていきます。オートマ車なら良いかもしれませんが、初めてでMT車だとなかなかのきつさだと感じます。なんせ、3回目にMT車を運転するときにみきわめですからね。コースは予習していかないと厳しいと思います。

●第2段階
 みきわめに合格すると第2段階に入ります。やることはたいして変わりません。そして6回目の教習はシミュレーションです。二輪教習には路上教習がないのでシミュレーションでそれを行う感じです。
 7回目の教習は通常の試験項目をやりながら体験項目として試験では関係ない波状路やでこぼこ道を行います。さらにはオートマ車に乗り換えて10kmと20kmのスピードでカーブを曲がってみたり、直進の時とちょっと曲がっている途中で後輪だけ急ブレーキをかけるとどうなるかの体験しました。
 8回目も教習でも試験項目をやりながら体験項目として模擬追突と回避をやりました。模擬追突は教官の斜め後ろを走り、教官が止まったら止まるものです。そしてこのくらいの車間距離で急に止まられるとぶつかりますよね。って感じのものをやります。回避は教官が指示した方へスピードを出した状態でよけるというものですが、急な判断は難しいですよね。ってやつです。
 8回目と9回目はセット項目でシミュレーションを使った危険予測と唯一の学科を行います。学科では危険予測についてポイントを教えてもらい、残りの時間は2人乗りの時の注意事項のようなDVDを見ました。
 そして10回目は第2段階のみきわめです。教習の内容としてはコースが2種類あるのですが、それを交互に走るだけで総仕上げってイメージの教習です。これにクリアすると卒業検定になります。

 こんな感じの教習で無事に卒業検定に合格することが出来ました。ただ、普通二輪は教習が17回あるのですが、小型二輪は10回しかありません。スラロームがなかったり、急制動・一本橋の速度は時間が違ったりするもののやはり短く感じました。実際にMT車に乗るのは6回です。そして7回目に乗るときには卒業検定の時です。本当にモンキーを普段乗っているからなんとなく出来たと思いますが、練習とかコースを覚えるのを考えると普通二輪の方が練習の回数は多いですし、乗れる車両も多くなるので私みたいに変な理由がなければ普通二輪を取った方が良いのではないかと感じた教習でした。

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