私は就職活動を昨年の12月から始めたので、約1年間就職活動をやっていたことになります。この1年間就職活動をしていて色々と思ったことがあるので、私見ですが書いていきたいと思います。もしかしたら、消す予定もないので就職活動をこれから始める人や就職活動中にこのブログがヒットしてきた人もいるかもしれません。そのような人のために、最初にあくまでも私見であることを強調しておきたいと思います。また、これは2部構成にしようと思っています。そして1部では就職活動を振り返っての感想。2部は就職活動を通して感じた日本の就職活動の問題点を書いていこうと思います。(分かるとは思いますが、タイトルの①が1部で、②が2部です)
まず、私がどのような大学生活を送ってきたかを簡単に書いていきたいと思います。
大学1年生から大学3年生の前期ぐらいまで会計士受験生でした。しかし、会計士は難関資格と言われるものでもちろん1回では合格できず、就職活動をするか会計士受験生として続けるかの2択を迫られます。大学生の会計士受験生はわりとあるあるだと思います。それで私は資金的な問題もあり就職を選びました。そして、卒業単位数が128単位にも関わらず、1回あたりの講義の料金を考えて無駄に単位数をとり卒業時にはきっと教職などの資格過程をやらないのに170単位を超えるという、傍からみればかなり真面目な学生です。自分でこんなことを平気で書けるのは就職活動をしていたからですね。就職活動をしているとのようなことをどうどうと言えるようになります。まぁ、これを書けば、私自身が大学生活で勉強ばっかりやっていたのは分かると思います。
さて、このような大学生活を送っていた私ですが、就職活動が12月までかかってしまったのを自分なりに考えてみたいと思います。
私は、主な流れで言うと「金融機関」→「保険代理店」→「IT・人材派遣」→「その他もろもろ」って感じで進めていました。就職イベントなどの選考を含めると合計で60社程度の選考を受けたと思います。見ての通りダメな人の就職活動って感じがしますが、その辺は置いといて、今考えるとダメだった理由を考えていきたいと思います。私は書類選考は通るものの面接がダメでした。
では、何がダメだったのか。ここでは、私の私見で書いていくので全くもって根拠はないのですが、就職活動を通していわゆる「真面目な人」が内定をもらいにくい印象を受けたので、なぜ真面目な人が内定もらいにくいかを考えていきたいと思います。
とりあえず、私のイメージしている「真面目な人」というのを明示しておきたいと思います。
・大学の授業では遅刻をしないで常に前の方の席に座る
・授業中は、寝ない、携帯電話(スマホ)をいじらない
・髪の毛を染めない、また、髪の毛をセットをせず、寝癖を直す程度
・人をいじったりしない
僕がイメージするのはこんな感じの人です。ちなみに、一時期の僕は完全に当てはまりました。このような人はきっと書類は通っていると思います。しかし、面接はなかなか上手く進まないかもしれません。「なんで、遊んでいる奴の方が面接通るんだよ!」って思う人もいるかもしれませんが、私としては当然であると考えています。まず、遊んでいるって言われている人たちは自分の見せ方を知っていることが強いと思います。人を判断するのは第一印象がとても重要になってきます。これは就職活動だけの話ではありません。色々説はありますが、5秒程度です。この時点で暗さが出てしまうと、圧倒的に不利になるのは分かると思います。事務はまだしも営業やSE、人材派遣と社外の人と接する仕事ならば、会社の顔として取引をするため暗い人はNGと考えるのが普通だと思います。また、僕の場合は緊張すると話し方に抑揚がなくなってしまうので第一印象通りとなり不採用にするのは当然の結果ですね。
また、これは偏見になってしまうかもしれませんが、真面目な人よりも遊んでいる人の方が嘘を付くのが上手いというのもあると思います。真面目な人はどうしても嘘をつこうとすると、顔に出てしまう場合が多い印象を受けます。これは、私自身が真面目の部類に入るので、真面目な人が嘘をつこうとするとすぐに分かります。なので、面接官の人も分かるのではないかと考えられます。
このような真面目な人は事務職をすれば良いのではないかと思うかもしれません。しかし、多くの企業は総合職採用であり、事務職のみの有効求人倍率は基本的に0.5倍以下なので、競争率が高く内定をもらうというのは難しいと考えられますね。
このように考えてみると、やはり「真面目な人」は内定がもらいにくいのはあながち間違いじゃないのではないかと思います。まぁ、これはあくまでも私が就職活動を通して私見であり、早く決まる人は決まります。
ここからは、就職活動をして思ったことを書いておきたいと思います。
就職活動あるあるでは、多くの会社を落ちてしまうと精神的に「自分は社会に必要ない」と思ってしまうというのがあります。私自信ありました。私の場合、金融関係と保険代理店が一通り終わった8月下旬ぐらいにそんな感じになっていましたね。その時に行ったのが、金融機関と保険代理店はある程度ブラック要素があるというのは知っていたので、悪い情報を読みまくって「入らなくて良かった」と思うようにしていました。また、自分のレベルを少し下げて「金融機関は勉強ばっかりだし、頭が良い奴にやらせれば良いや。」と思ったこともありましたね。いや、今でも思っています。最後に私が思ったのは「僕が本当にやりたいことは、どの会社でもできないんだよな」って思って「ダメだったら、会社を建てよう」って思っていましたね。まぁ、これはできる人とできない人がいると思いますが・・・。
あと、就職活動をしていて、あまり聞かないと思いますがけっこう色々な人からのプレッシャーってあります。僕の場合、親とゼミの先生がかなり心配していて、これが少しプレッシャーとなっていましたね。親はまだしもゼミとかは内定もらっていないことがコンプレックスになってきたりします。もし、内定をもらうのが遅くなるとこんな経験もするかもしれません。ただ、ここはもう開き直るしかんないです。暗いと周りから気を使われより精神的に参ってしまうかもしれませんね。
こんな感じの経験をしてきましたが、結局は私が理想としていた地元企業に内定を頂くことができました。なので、この企業に内定をもらうために今まで落ちてきたんだなと、今では思っています。言ってしまえば、私は一般的に就活負け組と言われる12月に内定をもらいましたが、個人的には全然負け組だと思っていないし、就活負け組でも、内定をもらえたところが良ければ就職勝ち組にはなれると思います。3年以内に辞めてしまうような負け組にならないためにも軸は持って就職活動をした方が良いのではないかと思いましたね。また、就職活動は色々な会社を見れるチャンスでもあると思います。私自身60社程度の選考を受けてきたので、今考えればいろんな考え方の会社があって面白いなって思いましたし、時期ごとに中心に受ける業界が違ったので業界の特徴も見ることができました。確かに就職活動は上手くいかないとつらいかもしれませんが、私のように色々な会社が見れるから面白いって思えるように、少しぐらいは心のゆとりが会った方が良いかもしれませんね。ある企業の説明会に行った時、説明してもらっているのに寝てる人がいたり、多くは目が死んでいるっていう時がありました。私自身が就職活動をちょっと舐めていた部分がありますが、良い意味で気楽に就職活動をしていたのが精神的に参らなかった要因であるとも思います。
このように色々書いてきたが、最後に思うことは、内定がもらえて本当に良かった。そして、地元の企業に決まったのが何よりもうれしい。
おはようございます。
本当に思うのは、若いのにきちんと考えをもっているということ。すばらしいと思います。
一番良いと思うのは、内定までに時間がかかったことにたいして、前向きに捉えている点。何事も前向きに考えるスタンスは、人生で非常に重要です。
自己分析がしっかりできている。転職活動と違って新卒活動では、仲間内の視線がありますね。この視線はやはりつらいもんだと思います。そのプレッシャーに耐えたのは凄いですね。
最後に、認識はしていると思いますが、内定が目的ではないということ。就職は手段です。勉強や努力は働いてからも続く。就職は重要なスタートです。そのスタート地点にたったのは非常に重要なこと。
難しい話ではありますが、人生の目的は、自分の志を成し遂げるということだと思います。志は、働いていく中で分かってくると思います。
以上
ディエゴさん、再びコメントありがとうございます。
私が就職活動をしていていて感じていたことに対して、お褒めコメントを頂いてとてもうれしいです。
また、前回のコメント同様、私がこれから働く上でとても励みになるコメントだと感じているので、ここで頂いたコメントも意識しながらこれから働いていきたいと思います。
はじめまして。いい記事を見つけたので記念にコメントを残したいと思います。
僕は今就活中の文系大学生です。
僕自身「真面目」と言われることが多く、ESは通るのに面接で連敗中という、本文のような状況が続いています。
僕も入社したら長く勤めたいと考えているので、3年以内に離職しないように軸を持って頑張ろうと思います。
ブログ主様は社会人となって忙しいと思いますが、頑張ってください。
15卒さん、コメントありがとうございます。
絶賛就活中ということで、大変だと思いますが、私自身内定をもらったのは12月の中旬です。ちょっと嫌かもしれませんが、気長に頑張ってください。12月の中旬まで色々な企業に落とされてしまいましたが、結果的に本当に理想的な会社に今勤めています。
そんな理想的な会社から内定を頂くことを祈っています。