卒業論文やレポートなどので最近はブログの更新ができていないので、mixiだいぶ前に書いたアイドルについてちょっと僕なりにちょっと考察してみたもがちょっとおもしろいな思ったので載せておきたいと思います。たぶん、イメージしている内容とは違うと思います。で、これについては信憑性も根拠もないので、学べるものはないと考えられます。参考文献もありませんしね。ですので、もし、読むのでしたら暇つぶし程度の感覚で読んでもら良いと思います。たぶん、批判したくなったり、反論したくなったりするかと思いますが、この程度で書いたものなので無意味です。なお、である調で書いてありますが、それはコピペだからです。
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ここ3~4年前からアイドル戦国時代と言われているが、そもそもアイドルとは何かということを考えてみようと思う。今の一般的な考え方は“歌って踊って元気を与える人”というイメージだと思う。ここではもうちょっと深く考えてみることにする。ちなみに広辞苑によると「あこがれの対象者。人気者。特に、青少年の支持する若手タレント。」という意味だ。
最初にアイドルの変遷をちょっとだけ追ってみる。
80年代前半までのアイドルは、女性では山口百恵やピンクレディー、男性では西城秀樹や近藤真彦などがいた。この当時のアイドルは一目置かれた存在であったという印象を受ける。これは、芸能界自体が特別な場所であるというイメージがあったのも要因であると考えられ、親しみやすさはなく、スーパースターという存在であった。
80年代後半になるとフジテレビの番組「夕焼けニャンニャン」という番組でフジテレビと秋元康氏が共同で「おニャン子クラブ」というグループアイドルが誕生させた。このおニャン子クラブは女子校の雰囲気や部活であるようなイメージを出し親近感をだした。この手法はのちのAKB48のベースとなっているといっても過言ではないはずだ。その他にこの時代に生まれたアイドルは南野陽子、浅香唯などがいる。
90年代になるとイエローキャブなど、グラビアアイドルというアイドル像が形成され、歌手アイドルではつんくプロデュースのハロー!プロジェクトがアイドルとしての人気を得た。この時ハロー!プロジェクトは水着NGだったため、グラビアアイドルとの分業ができたと考えられる。
2000年代になると、アイドルが多種多様になってくる。そして、アイドル像が曖昧になってきたのもこの時期だと考えられる。小池栄子や小倉優子などグラビアアイドル全盛期のグラビアアイドルは女優として、また、バラエティ番組等で活躍している。また、アイドルと呼ばれるのは韓流アイドルやジャニーズなどのアーティストレベルのアイドルからAKB48やSUPER☆GiRLSなどの未完成なアイドルが混在するようになった。また、グラビアはAKB48などのアイドルが飾るようになり、グラビアアイドルとの分業が出来なくなってきているため、グラビアアイドルは衰退傾向にあると考えられ、グラビアアイドルという言葉はグラビアアイドル全盛期と比べて聞かなくなったのは確かである。
また、この時期には初音ミク等のバーチャルアイドルも誕生した。初音ミクとはCRYPTONが販売しているVOCALOIDというDTM(パソコンで作曲や編曲をするソフトのこと)用の音源ソフトである。初音ミクを簡単に説明すれば、自分の作った曲を歌ってくれるソフトのことである。このバーチャルアイドルの特徴は二次創作によってユーザーが作曲した曲を動画共有サイトに載せたり、イラストを書いてイラストの共有サイトに載せることによって人気が出たアイドルである。初音ミクには性格は書いていないため、二次創作する上でユーザーの世界観が作りやすく、あらゆる人と共有できる場所があったからこそ、人気が出たのではないかと考えている。
今まで述べたとおり、昔のアイドルはスーパースターであった。それでは最近のアイドルはどうかを考える。”最近のアイドルは何か?”を考える上で、アイドルは5つに分けられるのではないかと考えられる。1つ目は48グループやSUPER☆GiRLS等のファンに支えてもらいながら活動する成長型アイドル。2つ目は韓流アイドルやジャニーズ等の完成型アイドル。3つ目は地域密着型アイドル。4つ目は初音ミクなどちょっと特殊なアイドルである。そして5つ目はその他のアイドルである。
それぞれの特徴をちょっと解説していくと、1つ目の成長型アイドルはファンが支えているアイドルである。他のアイドルもファンに支えられていると言えるが、この成長型アイドルはファンの意見が活動に反映されるのが主な特徴である。AKB48を例とするならば、結成当時、秋元康氏は劇場のロビーで毎日ファンと意見交換をしていたという。今では大きくなり劇場で意見交換はしなくなったものの、googleが運営しているgoogle+によって秋元康氏と意見交換ができる場がある。また、SUPER☆GiRLSはCDにプロデュース権が入っている。2つ目の完成型アイドルの特徴はファンが支えるのではなく、ジャニーズなど、どちらかといえばアーティスト色が強いアイドルことである。3つ目の地域密着型アイドルの特徴は、地域活性化を目的で作られたアイドルである。4つ目の特徴は初音ミクや声優で構成されたスフィアなどちょっと特殊なアイドルである。そして最後に5つ目はグラビアアイドルやバラエティアイドル、もっといえばAV女優のアイドルなど、どれにも当てはまらないアイドルである。
ちょっと余談にはなるが、アイドルについての意見を読んでいると成長型アイドルと完成型アイドルの2つの考え方でよく衝突しているのをみる。完成型アイドルがアイドルだという人からみると、AKB48は素人の集まりであり、メディアに出るものではないという意見が多い時期があった。他方、成長型アイドルこそアイドルであり、完成型アイドルはもはやアーティストであるという意見もある。確かに、それぞれの立場から考えると、どちらの意見も一理あると思う。ただ、完全に批判したいだけで書いている人もいるのでそれだけはちょっと不愉快になる。
さて、“アイドルとは何か”という話に戻るが、色々なアイドルで唯一共通していることは“人を元気付ける”ことであると考えられる。よって、最初に書いた“歌って
踊って元気を与える人”というのはあながち間違ってはいない。ただ、グラビアアイドルやバラエティアイドルは歌って踊っているわけではない。したがって、アイドルとは何かを考えると唯一共通している「人に元気を与える人」といえる。
ここからは私の憶測になってしまうが、アイドル、特に女性アイドルがブームになる時はなぜか不況の時期とリンクしている。例えばアイドル全盛期であった1980年代は第2次石油危機不況や円高不況が起きている。また、1999年の日本列島総不況の時はつんくプロデュースのモーニング娘。がブームになった。そして、このアイドル戦国時代といわれている現代も2007年にサブプライムローンが問題になり、2008年のリーマンショックが世界的な不況の引き金となって、100年に1度の不況といわれている時代でなっている。
アイドルブームと景気が関係あるかないかは確証はないが、不況の時にアイドルがブームになるのは“元気付けてくれる人”が求められるようになるのではないかと考えている。このような不況で暗い時に明るくしてくれるアイドルは大事な存在なのかもしれない。賛否両論あるものの、彼女達に元気づけられている人は多いはず。昨年は東日本大地震でも、アイドル達は被災地訪問するなどして被災地の人達を元気付けていた。少なからず日本を元気にしたことは間違いない。
我ながら良くこんなの書いたなと思いましたね。前に書いたわりには今でもこの考えは変わっていないので載せてみました。