人事異動

 今回は私が人事異動があり仕事内容が大きく変わったこともあったので人事異動について書いていこうと思います。

 なぜ人事異動が行われるか考えてみよう思います。よく言われるのは「ジョブローテション」というものですね。このローテーションをするのはどんな意味があるのでしょうか。そんなところを簡単に書いていきたいと思います。

●不正の防止
 これは役所や銀行に多いと考え方だと思います。同じところに長くいるとお客さんとの馴れ合いができる可能性もあり、いわゆる抜け道なども分かる可能性があります。このような事が起きてしまうと不正ができてしまいます。これを防止や早期発見を目的の1つとして異動させることがあります。銀行などの金融機関では支店などをかえる転勤のパターンが多いイメージがありますね。ただ、私は金融機関に勤めているわけではないのであくまでもイメージです。

●過度の専門化の抑制
 この専門化については、個人的には悪くはないと思っています。その仕事の分野について専門性をもって対応できるのはお客さんにもメリットがあることだと思います。ただ、この場合の過度の専門化というのはいわゆる属人化の事だと考えられます。
こうなってしまうと職務転換が難しくなってしまったり、昇進の経路も制約されてしまう可能性があります。

●人的ネットワークの形成
 人事異動があると部門や職場が変わることによって、多くの人とつながることになります。このように形成された人的ネットワークは公式的な情報伝達経路を補完するような動きをします。

●適性の発見
 ジョハリの窓があるように本人・上長・人事担当者でも分からないことあり、仕事のマッチングが上手くいかない事があります。そして、ミスマッチ状態で評価されてしまうと他の能力が高くても低評価状態が続いてしまう可能性があります。そこで異動させて色んな仕事を経験させることで能力を活かせる仕事を発見することができます。

●インセンティブ効果
 異動には昇進が伴うことがあります。この場合はもちろんインセンティブ効果があるといえます。また会社には花形部署があったりしますが、その部署への異動になったり支店から本店に異動になった場合は「栄転」と言ったりとインセンティブを働かせる機会にもなります。逆にいえば、窓際部署に異動させたりと左遷させればその分インセンティブを意図的に下げることもできると個人的には思っています。

●異種混合による組織の活性化
 長く同じメンバーで仕事をしていくと最初は異質な集団でもインフォーマル集団を形成されていき、同質化し始めます。そうなると居心地が良くなり馴れ合いも生まれていき、集団としての活力が低下していくことがあります。異動にはそのような居心地の良さや馴れ合いに緊張感を持たせ、組織の新陳代謝を促し集団としての活性化に貢献することができるとされています。

 人事異動にはこのような効果があると言えます。ここからはかなり私見が入りますが、私が異動になって気付いたことを書いていきたいと思います。内容的には私の戯言なので読まなくても大丈夫です。

 私の働いている会社はそんな大きな会社ではなく、私がいた部署はちょっと人数不足感がありました。そして、その部署で雑用的なことをやっていた私にちょっと仕事が集中していた感があります。一応、担当のお客さんがいながらも同僚のお客さんのフォローにも入り、部内経理的なこともやっていました。そして、もともと高校が情報処理科だったこともあり仕事で使うソフトウェア関係のトラブルや問い合わせも私が対応するという感じです。
 ただ私の仕事が集中してしまう原因がフォローをしているというものですので私が異動になってもそんなに影響がないと思っていました。しかも私が抜けたあと、私がいた部門には2人補充されています。
 今まで私がいた部署ってどちらかというと花形部署で空気も悪くない環境だっと思います。私がそう思っているだけかもしれませんが・・・。確かにほとんど同じメンバーで、別の部署が一緒になったりしてはいますが前の部署は7年間ぐらい所属していましたが入れ替わりの人事が1回あったぐらいです。ちなみにその時の異動でも少し変化はありましたが少し仕事の分担が代わっただけで大事にはなってなかったと思います。
 これは私が異動になってから気付いたのが同僚が私がフォローするのを前提にして仕事を組んで営業に出かけていたことと、私にとって片手間でやっていた仕事が意外と重かったことです。
 先ほど書きましたが、今まで私がいた部署って空気は悪くなくて他の人が羨ましがるようるな部署だったと思います。ただ私が抜けてまだ慣れていないのが原因かもしれませんが、その部門の人たちの余裕がなくなってしまいピリピリした空気が常に流れてしまっているような部署になってしまいました。
 さらにいえば、前回の異動のときは少し仕事の分担が代わっただけでしたが、私の異動では上長の判断で仕事の分担というか体制が大きく変わりました。これは驚きましたね。私自身が色々やっていましたが、それを片手間でやっていたように見えたのがいけなかったのかもしれないとちょっと反省しています。引き継いだ人たちが本当に大変そうです。

 私が異動になってからこんなことに気付きました。この体験をジョブローテションの意味を考えながら改めてみると、ジョブローテションを考えるときに長く同じところにいた組織としてのデメリットの部分が思いっきり出ている気がします。ただ、逆に言えば、これからは前にいた部署が活性化していくのではないかと期待できる気がしますね。

 ちなみに私が異動した先はもともとは空気が悪いと言われていた部署ですが全然そんなことがなく、個人的には仕事量も減り働きやすい環境になった気がします。

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参考文献
・伊丹敬之・加護野忠男著『ゼミナール経営学入門』(日本経済新聞社)

中型免許取得(AT限定5t限定準中型免許から中型免許)

今回は中型免許を取得したのでそれについて書いていこうと思います。ですので、いつもとは違って根拠的なものは一切ないですね。完全に私見です。

さて、今回なぜ中型をとろうと思ったかと言うと

・最近会社で代替したトラックが総重量5.5tで今の免許が乗れなくなった。
・昨年会社の車で物損事故をしてしまった。
・マニュアルを運転してみたかった。

まぁ、こんなところです。この理由だと準中型の限定解除で良いのですが、中型にしたのは趣味の一環ですね。

私の場合はAT限定で5t限定準中型免許から中型免許を取るのは教習所の先生からも「このタイプは珍しいですね」なんて言われてしまいました。
MT車免許の人だと最短で11時間で終わりますが私の場合はAT限定なので最短で15時間になります。何時間目にやったかはあまり覚えていないのでやったことをだらだらと書いていきたいと思います。

最初の教習はMTに慣れるところから始めます。4時間はMTの限定解除教習的なことをやりました。普通車の教習でも一番最初にやるぐるぐる回るあれです。ただ、普通車とは違って中型車なので内輪差に気をつけないと線を踏んでしまいます。まぁ、私の場合ハンドリングは何となく良かったんですが、今までATしか運転していなかったのでアクセルやブレーキでAT癖が抜けず、さらにはクラッチを踏んでギヤチェンジ。それでバタバタしちゃう感じでした。
このMTをやりつつ、中型車の死角を確認したり車高感覚も確認していきます。中型車の場合は高さがある車が多いのでポールを立ててバーがあるとこに行き「ここは通れると思いますか?」とそんな感じでやっていきます。

次は坂道発進です。やっぱりスムーズには出来ませんでした。MTの最初の難関ですよね。完全にガタガタしていましたが下がらない程度で終わりました。

次にやるのは普通車教習で聞いたことはないかもしれませんが、路端停車と発進というものをやります。普通車の場合はポールに合わせて止まるのですがそんな感じです。ちなみに、中型車でもポールに合わせて止まることはやります。路端停車と発進の場合でちょっと違うのは止まるのはポールと同じように止まるのですが、発進の時に前のポールに気をつけながらリアオーバーハング(車のお尻がハンドルを切った方と逆に振り出してしまうこと)にも気をつけて発進します。

その次はS字とクランクです。車両が大きい分ポイントもちょっと違いました。でもやることは普通車と一緒ですが、最初はMTの速度調節がなかなかうまく出来なくてそこが苦労しましたね。ちなみに、私にとって一番の難関はS字の入り口でしたね。ハンドルを早くきってしまうと後輪が脱輪してしまうんです。一度入ってしまえば大丈夫ですが一番脱輪しかけたところです。
ただ、このS字とクランクは私が行っていた教習ところはS字やクランクに一時的に中型車を停めて置く場所にもなっているので教習の最後に「じゃ、最後にS字の中に入れて」とか「じゃ、最後にクランクの真ん中ぐらいに停めて」って言われるのでここが苦手だと苦労するのかなって思いました。
そういえば、教習の中で試験項目ではなかったですが、体験ということでやって一番難しかったと思うのはS字の後退です。あまりにも時間がかかって半分ぐらいしかやっていないのですが、今でも上手く出来る自信はないです。

その次にやるのも普通車では聞かないものかもしれませんが隘路(あいろ)です。簡単に言えば線の中に車を入れるものです。

上記の課題みたいのを9時間行い終了検定です。この時は今まで出来なかった坂道発進がスムーズに出来たり、ギヤチェンジも問題なく出来るというミラクルが起きました。私の場合、他の事でも今までできなかったことが急にできると言うことがあるので良いところで覚醒してラッキーでした。

無事に終了検定に合格したので次から路上にでます。

初めての路上に出る時1つ問題が起きました。今までUDトラックス製の教習車だったんですが車が代替になり初路上が車が変わって日野製の新車になってしまってブレーキやクラッチがなんとなく変わってしまったのです。案の定カックンカックンしてしまいましたね。

修了検定後、いわゆる第2段階になると方向転換と後方感覚が出てきます。この後方感覚はバックして50cm以内にするっていうものです。後方感覚は先生から分らなくなったらポールの4番目を基準にしてそれ以上下がらなかったらぶつからないからって教えられて、それを基準でやってましたね。
また、荷重教習もあります。簡単に言ってしまえば、重いものを載せていると曲がるとき気をつけないと振られてしまうぞ!ってやつと急ブレーキをすると影響受けるぞ!って感じのものをやります。

そういえば中型免許でも1時間だけ学科をやります。私の場合は、路上に出た後に危険だったところとトラックで良く見るべき標識、また駐停車の復習みたいなものをやりました。トラックの場合だと路上で駐停車をすることも多いらしいので標識がなくても止まってはいけないところが中心です。

こんな感じのを練習していよいよ卒業検定です。MTの坂道発進が苦手な私はたぶん無理だからもう模擬試験的なイメージで行こうと思って挑みました。そしたら奇跡的に上り坂の信号が全て青信号で結果的に坂道発進がない状態で路上試験が終わりました。そして方向転換と後方感覚。後方感覚は1回目で40cmで無事出来ました。後方感覚は最後の最後でやるのでここでポールに当ててしまうと失格になるので良かったです。

そして無事卒業ができました。会社の車はMTではないので坂道発進をやることはたぶんありませんのでそこは安心しています。土曜日と日曜日でやっていたので休みが1か月ほどなくなってしまいましたが、普段では運転できないちょっと大きめの車に乗れたので良かったです。

もし、今の会社をリストラされてハローワークに行ったら中型車の免許とフォークリフトの免許を持っているので運送業を進められてしまうのかなって思いますね。

PIPというアイドルグループ

 今回は、事実上の解散状態でもある濱野智史氏がプロデューサーをしていたアイドルグループ「PIP」について、私見や個人的に「こうすると思ってた。」ということも書きながら書いていこうと思います。たぶん、遠まわしに濱野智史氏へのディスリも入ると思うし、「結果論だろ!」と思う人もいるとは思います。ただ、私はこの社会学者でもある濱野智史氏がどのようなプロデュースをするかに興味があり正直ウォッチング対象としていました。

 さて、まずPIPというアイドルグループはどのようなものかを簡単に説明しますと、グループの中に将来プロデューサーになれるような人材を育成しながら、プロデュースする人とされる人が存在する二層構造となっているアイドルグループを目指すと言うものらしいです。詳しくは→PIPのコンセプト

 確かにこの考え方は上手く行えば良いアイディアかもしれません。しかし、結果的に失敗に終わったと言えます。では、なぜ失敗終わったのかを私なりに考えてみたいと思います。

 PIPが結成された2年前の2014年は今よりアイドル戦国時代の状況は強かったと考えられますまた、ホームが東京と言うことで激戦区である秋葉原ではないものの数多くのアイドルグル―プが存在する地域であると考えられます。そこには、興味を持つ人が集まるというメリットもあるとは思いますが、ファンの取り合いになってしまうなどターゲットを絞りにくくなってしまうというデメリットがあると考えられますね。例えば、地元アイドルならばこのターゲットについては明確なので、そこを強みとして戦略を立てることが出来る可能があります。しかし、この時PIPの強みは濱野智史氏の知名度ぐらいしかなく、他の地下アイドルとほとんど変わらない環境であったと考えられますね。ちなみに、戦略的な話をするのであれば、業界内のポジションがフォロワーであると考える事ができ、リーダー、簡単に言ってしまえばAKB48になると思いますが、このような業界のリーダーポジションであるやり方等を模倣すると言うやり方は間違ってはいません。ただ、個人的にはそこにちょっとした差別化をする必要があると思いますし、勉強不足かもしれませんがゴールに向かうための戦略は正直良く分かりませんでした。

 確かにアイドルグループのプロデュースは簡単なものではないと思います。それこそ、1つの会社を作るのと同じですからね。この辺を分かってないでプロデュースしてしまうと、発想が良くても失敗してしまう可能性は高くなってしまいます。なので、営利活動を行うという点も意識しながら戦略についても含めて私が感じたことを書いていこうと思います。

 まず、PIPの第1期メンバーは約20名ほどいるみたいです。正確な数字は覚えていませんが個人的にちょっと多すぎる気がします。例えば、1か月1人につき交通費等も含めて2万円程度かかるとすると、私の中でアイドルが軌道になるかどうかの正念場は2年後だと考えているので、単純計算で元手は1000万円程度なければなりません。これに関しては実際にレッスンやイベントなどに出るために、交通費を自己負担になってしまっているメンバーはいたみたいなので、運営費用に余裕がなかったのは容易に想像が付きます。ただ、この交通費を自己負担させてしまうというのは営利活動を行う組織としてはやってはいけない気がします。PIPの目的を読む限り、アイドルがブラック企業化していく事を問題視しているのに全く逆の事をしてしまっています。それこそ仕事のための交通費を自己負担させるのは、ブラック企業のレッテルを貼られるレベルです。また、濱野氏はプロデューサーとして全員を管理及び指導しなければならない立場になるので、最初は多くても1人が管理できると人数と言われている10名程度にするべきだったと考えられます。

 と、言うことで、ここでは何を言いたいかと言いますと、損得勘定が出来ずにいきなりキャパオーバーの人数を入れてしまったのではないかと言うことです。例えば、所謂プロデューサー候補生をのみを第1期として5名から10名に絞り、軌道に乗るまではプロデューサー候補のみで活動していくべきだったと思います。そうすれば、10名としても2年間にかかる金額は500万円程度になります。また、人数が少ない分、1人1人をプロデューサーとして育成することが出来たかもしれません。そのプロデューサー候補者にファンが付き、そのプロデューサーが作ったグループだったらと言うことで、そのプロデューサーのグループを箱で押すこともあったかもしれません。

 さて、次に感じたことはネットの使い方です。このネットと言うのは、ホームページやSNS、動画共有サイト等です。私自身、最初に書いた通りウォッチング対象として見ていると書きました。そこで、私がPIPについて興味を持った時に最初に取った行動は濱野智史著「アーキテクチャの生態系」と言う本を読むことです。これからどのようにプロデュースしていくかのヒントになると思ったからです。これに関しては、定期公演の動画をアップし、ネットを通して家にいても会場の雰囲気を感じてもらうような取り組みをしており、やはりこのような本を書いた人だなと思った反面、映像がワンパターンであり、メンバー個人個人の特色が見えないものばかりなのが残念でした。僕がイメージしていたのはもっと個人個人の特色が分かるようなもので、それこそ、ラジオ形式の動画でも良いし、メンバーに作らせてみるのも面白かったかもしれません。さらには、大体30分程度と決め、毎週○曜日にアップというのが個人的な理想でしたね。

 組織がちゃんと出来ていないアイドルグループの運営に良くみられる傾向として、勢いがあるのが最初だけで後はなぁなぁになってしまうことです。これは6か月ぐらいホームページやブログを更新しなくなってしまい、個人的な表現に成ってしまいますが、死にホームページや死にブログになってしまうと言うことです。ただ、この時にもメンバーの人達はtwitterなどで情報発信を続けているケースがあり、運営に潰されるアイドルって多いのかなって思ったりしています。だからこそ、個人的には運営の方はもっと仕事感を持ち、例えば毎週○曜日には動画の更新っていうのをやれば継続的な情報発信が出来ます。さらには、メンバーの声や表情が伝わるような情報発信は個人的にとても好感が持てます。今の時代に会いに行かないと表情が見れなかったり声を聞けないような環境はもったいないような気がしますからね。

 そういえば、濱野氏が「PIPはNPOです。」と発言したみたいで、非営利組織だから金儲けは考えていませんっていう内容みたいですが、今の時代の組織はゴーイングコンサーン(継続企業)が当たり前です。最低限活動できる利益は稼がなければいけません。まぁ、これに関して濱野氏だけでなく、NPOの代表が普通に言う事もあるみたいですが・・・。

 話はそれましたが、次は個人的にPIPが事実上の解散にまで至った一番の原因と考えているところです。

 それは、濱野氏が現場からの卒業を発表したことです。これはリーダーでもあるプロデューサーがやってはいけない事だと私は思っています。これに関してはリーダーシップ論にも関わってくるのですが、このプロジェクト自体は濱野智史氏がリーダーで行われていると言えます。そしてリーダーシップというのは、「集団の目標設定を行い、その目標達成のために努力するように影響を及ぼす人」と言えます。今回のケースは、目標を設定した張本人が「みんなに目標を達成してほしいけど、自分はもうやめます。」って言って、さらには「でも、俺が気に食わない事には口を挟みます」と言っているようなものです。しかも、製造業を例とすれば、働いている工員の人達に向かって管理者が「経験はないと思うんだけどさ、ある程度は教えるから経理への提出書類とか生産管理は自分達でやって」と言っているようなもので、突然管理者がいなくなるという、現場を混乱させてしまう行動を取ったと言うことになります。しかも、何かと理由を付けてメンバーに権限を委譲したことで、ほとんどの責任が濱野智史氏からメンバーに移り、濱野智史氏の失敗をメンバー達が責任を取る形になってしまいました。濱野氏がイメージしているアイドルのブラック企業化を形は違うものの、濱野智史氏が批判していた部分に匹敵するぐらいのブラック企業化をしてしまった事になります。

 そして、これは、嘘か真かトークショーイベントで濱野氏の発言がPIPというかアイドルグループを否定するものだった言うのがありました。リーダーでもあるプロデューサーが冗談でも自身のグループの批判的な発言をしてしまったら、プロデューサーを信じて加入したメンバー達の不満は大きいものとなりますし、そんなリーダーについて行こうなんて思わなくなるのは当然です。もし、本当に自身のグループを批判するような事を言ってしまったのであれば、リーダーとして失格だと思いますし、PIPの卒業を決断したメンバーは正しい選択だったと私は思います。

 最後に、PIPは一応メンバーは残っています。そして、これからPIPが良くなっていくには、アップルみたいな話ですが、PIPというアイドルプロジェクトから濱野智史氏は追放した方が良いかもしれませんね。

 

 こう書いて見ると、完全に濱野智史氏へのディスリになってしまっていますね。でも、あれですよ。PIPはウォッチング対象で、もともと濱野智史氏にそんなプロデュース能力はなかったと思っていましたので、濱野智史氏は別に嫌いではないですし、ちゃんとネット社会に強い社会学者として見てます。このPIPについては死語を使って表現するのであれば「想定内」です。

アイドルについてちょっと考察

 卒業論文やレポートなどので最近はブログの更新ができていないので、mixiだいぶ前に書いたアイドルについてちょっと僕なりにちょっと考察してみたもがちょっとおもしろいな思ったので載せておきたいと思います。たぶん、イメージしている内容とは違うと思います。で、これについては信憑性も根拠もないので、学べるものはないと考えられます。参考文献もありませんしね。ですので、もし、読むのでしたら暇つぶし程度の感覚で読んでもら良いと思います。たぶん、批判したくなったり、反論したくなったりするかと思いますが、この程度で書いたものなので無意味です。なお、である調で書いてありますが、それはコピペだからです。


 


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ここ3~4年前からアイドル戦国時代と言われているが、そもそもアイドルとは何かということを考えてみようと思う。今の一般的な考え方は“歌って踊って元気を与える人”というイメージだと思う。ここではもうちょっと深く考えてみることにする。ちなみに広辞苑によると「あこがれの対象者。人気者。特に、青少年の支持する若手タレント。」という意味だ。 

 最初にアイドルの変遷をちょっとだけ追ってみる。 

 80年代前半までのアイドルは、女性では山口百恵やピンクレディー、男性では西城秀樹や近藤真彦などがいた。この当時のアイドルは一目置かれた存在であったという印象を受ける。これは、芸能界自体が特別な場所であるというイメージがあったのも要因であると考えられ、親しみやすさはなく、スーパースターという存在であった。 

80年代後半になるとフジテレビの番組「夕焼けニャンニャン」という番組でフジテレビと秋元康氏が共同で「おニャン子クラブ」というグループアイドルが誕生させた。このおニャン子クラブは女子校の雰囲気や部活であるようなイメージを出し親近感をだした。この手法はのちのAKB48のベースとなっているといっても過言ではないはずだ。その他にこの時代に生まれたアイドルは南野陽子、浅香唯などがいる。 

  
 90年代になるとイエローキャブなど、グラビアアイドルというアイドル像が形成され、歌手アイドルではつんくプロデュースのハロー!プロジェクトがアイドルとしての人気を得た。この時ハロー!プロジェクトは水着NGだったため、グラビアアイドルとの分業ができたと考えられる。 

 2000年代になると、アイドルが多種多様になってくる。そして、アイドル像が曖昧になってきたのもこの時期だと考えられる。小池栄子や小倉優子などグラビアアイドル全盛期のグラビアアイドルは女優として、また、バラエティ番組等で活躍している。また、アイドルと呼ばれるのは韓流アイドルやジャニーズなどのアーティストレベルのアイドルからAKB48やSUPERGiRLSなどの未完成なアイドルが混在するようになった。また、グラビアはAKB48などのアイドルが飾るようになり、グラビアアイドルとの分業が出来なくなってきているため、グラビアアイドルは衰退傾向にあると考えられ、グラビアアイドルという言葉はグラビアアイドル全盛期と比べて聞かなくなったのは確かである。 
 また、この時期には初音ミク等のバーチャルアイドルも誕生した。初音ミクとはCRYPTONが販売しているVOCALOIDというDTM(パソコンで作曲や編曲をするソフトのこと)用の音源ソフトである。初音ミクを簡単に説明すれば、自分の作った曲を歌ってくれるソフトのことである。このバーチャルアイドルの特徴は二次創作によってユーザーが作曲した曲を動画共有サイトに載せたり、イラストを書いてイラストの共有サイトに載せることによって人気が出たアイドルである。初音ミクには性格は書いていないため、二次創作する上でユーザーの世界観が作りやすく、あらゆる人と共有できる場所があったからこそ、人気が出たのではないかと考えている。 

 今まで述べたとおり、昔のアイドルはスーパースターであった。それでは最近のアイドルはどうかを考える。”最近のアイドルは何か?”を考える上で、アイドルは5つに分けられるのではないかと考えられる。1つ目は48グループやSUPERGiRLS等のファンに支えてもらいながら活動する成長型アイドル。2つ目は韓流アイドルやジャニーズ等の完成型アイドル。3つ目は地域密着型アイドル。4つ目は初音ミクなどちょっと特殊なアイドルである。そして5つ目はその他のアイドルである。 

 それぞれの特徴をちょっと解説していくと、1つ目の成長型アイドルはファンが支えているアイドルである。他のアイドルもファンに支えられていると言えるが、この成長型アイドルはファンの意見が活動に反映されるのが主な特徴である。AKB48を例とするならば、結成当時、秋元康氏は劇場のロビーで毎日ファンと意見交換をしていたという。今では大きくなり劇場で意見交換はしなくなったものの、googleが運営しているgoogle+によって秋元康氏と意見交換ができる場がある。また、SUPERGiRLSCDにプロデュース権が入っている。2つ目の完成型アイドルの特徴はファンが支えるのではなく、ジャニーズなど、どちらかといえばアーティスト色が強いアイドルことである。3つ目の地域密着型アイドルの特徴は、地域活性化を目的で作られたアイドルである。4つ目の特徴は初音ミクや声優で構成されたスフィアなどちょっと特殊なアイドルである。そして最後に5つ目はグラビアアイドルやバラエティアイドル、もっといえばAV女優のアイドルなど、どれにも当てはまらないアイドルである。 

 ちょっと余談にはなるが、アイドルについての意見を読んでいると成長型アイドルと完成型アイドルの2つの考え方でよく衝突しているのをみる。完成型アイドルがアイドルだという人からみると、AKB48は素人の集まりであり、メディアに出るものではないという意見が多い時期があった。他方、成長型アイドルこそアイドルであり、完成型アイドルはもはやアーティストであるという意見もある。確かに、それぞれの立場から考えると、どちらの意見も一理あると思う。ただ、完全に批判したいだけで書いている人もいるのでそれだけはちょっと不愉快になる。 

 さて、“アイドルとは何か”という話に戻るが、色々なアイドルで唯一共通していることは“人を元気付ける”ことであると考えられる。よって、最初に書いた“歌って
踊って元気を与える人”というのはあながち間違ってはいない。ただ、グラビアアイドルやバラエティアイドルは歌って踊っているわけではない。したがって、アイドルとは何かを考えると唯一共通している「人に元気を与える人」といえる。 


 ここからは私の憶測になってしまうが、アイドル、特に女性アイドルがブームになる時はなぜか不況の時期とリンクしている。例えばアイドル全盛期であった1980年代は第2次石油危機不況や円高不況が起きている。また、1999年の日本列島総不況の時はつんくプロデュースのモーニング娘。がブームになった。そして、このアイドル戦国時代といわれている現代も2007年にサブプライムローンが問題になり、2008年のリーマンショックが世界的な不況の引き金となって、100年に1度の不況といわれている時代でなっている。 

 アイドルブームと景気が関係あるかないかは確証はないが、不況の時にアイドルがブームになるのは“元気付けてくれる人”が求められるようになるのではないかと考えている。このような不況で暗い時に明るくしてくれるアイドルは大事な存在なのかもしれない。賛否両論あるものの、彼女達に元気づけられている人は多いはず。昨年は東日本大地震でも、アイドル達は被災地訪問するなどして被災地の人達を元気付けていた。少なからず日本を元気にしたことは間違いない。 



 


 我ながら良くこんなの書いたなと思いましたね。前に書いたわりには今でもこの考えは変わっていないので載せてみました。

就職活動を終えて②

1部では就職活動を通して感じた学生視点の思ったことを書いてきました。就職活動を通して感じた今の就職活動の問題点について書いていきたいと思います。ここでは1部で書いた思ったことではなく、もっと広い意味での就職活動についてです。また、内容的に教育についても少し触れることになり、先に言っておきますが、現在就職活動をしている人にとっては全くもって参考にはならないです。なぜなら、ここでは社会問題として考えたいと思っているからです。

 

 まず、マニュアル化された就職活動になっていることが挙げられると思います。就職活動に関しての本がたくさんあったり、就活塾というのがビジネスになっていることに問題があると私は考えています。冷静になって考えてみれば分かるのですが、例えばESの書き方の本で「こう書けば、通る」といって実際に通ったESの例が乗っていたりする本があります。大企業などが大量に採用するうえで、多くの人がマニュアル本を参考にして書いていると思うので、マニュアルによって書かれたESの多くがなります。その中から企業は採用者をきめていると考えられるので、必然的にマニュアルによって書かれているものが多く通っているのではないかと考えられます。これは面接でも同じことが言えるとおもいます。また、私としてはここに一番疑問を感じているところですが、性格検査の攻略本が出版されているということです。確かに志望する企業に内定をもらうにはあると便利かもしれません。しかし、よくよく考えてみると、その人がどんな性格かを知りたいから企業は性格検査をやっているのに、攻略本で偽りの性格を作れるのならば、性格診断をやる意味がなくなってしまいます。なにも知らないで行うからこそ、その人の性格をある程度分かるものです。やってみると分かるのですが、診断結果はビックリするほど当たります。だからこそ、企業も参考にするのに攻略本で偽りの性格で通ってもその企業と合わなかったということがもしかしたら起こるかもしれません。根拠はないですが、こういうところも雇用ミスマッチを作っているのではないのかと思います。

 

 次に高卒と大卒の扱いについてです。業種によっては必要なものもありますが、例えば「仕事は入社したら、教育するので大丈夫です」というところがあります。そのようなところだったら高卒でも良いのではないかと感じてしまいます。大学に進学して遊んでばかりいる人と、高卒では価値としてそんな変わらないと考えているからです。しかも高卒で就職して4年間働いても、入ったばかりの大卒の給料の方が高いという現象にはいつも疑問を感じています。あきらかに4年間働いている人のほうが戦力になるのに大卒の方が給料が多いのでは、やる気を失わせてしまう可能性があり、もしかしたら生産性を低くしてしまうかもしれません。企業がどう考えているか分からないし、もしかしたら制度的なものもあるかもしれないけど、大卒が優遇されすぎているのは常々感じます。ただ、学生の立場からすると良い気はしますけどね。そして、今の時代は大学生が一番多様な人材が集まるので優秀な人材も多いかもしれません。

 

 大学が優遇されているというように書きましたが、今度は大学についても考えみたいと思います。私としては、今の日本の大学は就職予備校化していると考えられます。これは仕方ないことだと思いますが、国の方針として学生にはもっと勉強させたいみたいですね。しかし、日本の最終目標が就職することで、明確な目的なあって大学受験をしている人はそんなに多くないのではないかと思います。例えば、私がいるような会計学科にも簿記が嫌いな人がいるし、私の高校では指定校ということもあって、学部なんてほとんど考えないで大学に進んだ人も中にはいます。さらには、就職が有利になるってだけで大学に進んだ人もいると思います。このような人たちに、いくら勉強しろっていってもするはずがありません。よく外国の学生と比較されますが、詳しくは分からないが、大学に行く目的が違うと思うのでそれは当然の結果ではないかと私は思っています。だから、勉強時間でいったら専門学校に通っている人の方が多いと思います。私は会計士受験のためダブルスクールで専門学校にも行っていましたが、その時の勉強時間は大学と専門学校の授業があっても1日5時間以上は勉強していたと思います。それは目的があって学校に行っていたからです。最近、大学の入試方法変わるというニュースがあったと思いますが、根本的に「大学とは何か」を考え直さないとダメだと個人的には思います。

 

 もし、このまま就職予備校化している大学にしながら学生に勉強をさせるにはどうすれば良いかをちょっと考えてみたいと思います。先に断っておきますがこれは就職活動でなかなか決まらなかった学生が考えることなので、いささか幼稚な発想かもしれません。

 まず、就職サイトを使った就職活動は人気がある企業はとんでもないエントリー数になっています。入口を広げすぎると優秀な人材も見逃す可能性が高くなってしまいますので、入口を狭くする必要があると思います。例えば、この企業にエントリーするには3年生の前期の時点で何単位以上取得していないとエントリーをできなくしたり、学部を絞るなどです。学部を絞るのは特に理系のものではあると思いますが、文系には少ないと思います。また、単位に関しては単位が取りやすい大学と取りにくい大学で不公平だという人もいると思いますが、国が決めている基準でちゃんと単位を出しているので問題はないと思います。そうすれば、学生は希望の会社の単位を目標として勉強するようになると思います。さらには欲しい学生を特定するようにESの代わりに課題を与え、他の人にも影響してしまいますが、他者からの紹介状的なものを提出してもらえば良いと思います。そうすれば、学生は無駄にエントリー数を増やさず、本当に行きたい会社を絞って就職活動をするようになると思うからです。

 

 私は今の就職活動にはこんな問題点を感じました。雇用ミスマッチを生まないためにも先ほど書いたような工夫をしている企業もあります。就職活動は当たり前ですが、企業によって行われています。ネット就活にも色々問題が起きてきているので、これからは見直すべき段階にきているかもしれませんね。

就職活動を終えて①

 私は就職活動を昨年の12月から始めたので、約1年間就職活動をやっていたことになります。この1年間就職活動をしていて色々と思ったことがあるので、私見ですが書いていきたいと思います。もしかしたら、消す予定もないので就職活動をこれから始める人や就職活動中にこのブログがヒットしてきた人もいるかもしれません。そのような人のために、最初にあくまでも私見であることを強調しておきたいと思います。また、これは2部構成にしようと思っています。そして1部では就職活動を振り返っての感想。2部は就職活動を通して感じた日本の就職活動の問題点を書いていこうと思います。(分かるとは思いますが、タイトルの①が1部で、②が2部です)


まず、私がどのような大学生活を送ってきたかを簡単に書いていきたいと思います。


 大学1年生から大学3年生の前期ぐらいまで会計士受験生でした。しかし、会計士は難関資格と言われるものでもちろん1回では合格できず、就職活動をするか会計士受験生として続けるかの2択を迫られます。大学生の会計士受験生はわりとあるあるだと思います。それで私は資金的な問題もあり就職を選びました。そして、卒業単位数が128単位にも関わらず、1回あたりの講義の料金を考えて無駄に単位数をとり卒業時にはきっと教職などの資格過程をやらないのに170単位を超えるという、傍からみればかなり真面目な学生です。自分でこんなことを平気で書けるのは就職活動をしていたからですね。就職活動をしているとのようなことをどうどうと言えるようになります。まぁ、これを書けば、私自身が大学生活で勉強ばっかりやっていたのは分かると思います。


さて、このような大学生活を送っていた私ですが、就職活動が12月までかかってしまったのを自分なりに考えてみたいと思います。


 私は、主な流れで言うと「金融機関」→「保険代理店」→「IT・人材派遣」→「その他もろもろ」って感じで進めていました。就職イベントなどの選考を含めると合計で60社程度の選考を受けたと思います。見ての通りダメな人の就職活動って感じがしますが、その辺は置いといて、今考えるとダメだった理由を考えていきたいと思います。私は書類選考は通るものの面接がダメでした。


 では、何がダメだったのか。ここでは、私の私見で書いていくので全くもって根拠はないのですが、就職活動を通していわゆる「真面目な人」が内定をもらいにくい印象を受けたので、なぜ真面目な人が内定もらいにくいかを考えていきたいと思います。


 とりあえず、私のイメージしている「真面目な人」というのを明示しておきたいと思います。
  ・大学の授業では遅刻をしないで常に前の方の席に座る
  ・授業中は、寝ない、携帯電話(スマホ)をいじらない
  ・髪の毛を染めない、また、髪の毛をセットをせず、寝癖を直す程度
  ・人をいじったりしない


 僕がイメージするのはこんな感じの人です。ちなみに、一時期の僕は完全に当てはまりました。このような人はきっと書類は通っていると思います。しかし、面接はなかなか上手く進まないかもしれません。「なんで、遊んでいる奴の方が面接通るんだよ!」って思う人もいるかもしれませんが、私としては当然であると考えています。まず、遊んでいるって言われている人たちは自分の見せ方を知っていることが強いと思います。人を判断するのは第一印象がとても重要になってきます。これは就職活動だけの話ではありません。色々説はありますが、5秒程度です。この時点で暗さが出てしまうと、圧倒的に不利になるのは分かると思います。事務はまだしも営業やSE、人材派遣と社外の人と接する仕事ならば、会社の顔として取引をするため暗い人はNGと考えるのが普通だと思います。また、僕の場合は緊張すると話し方に抑揚がなくなってしまうので第一印象通りとなり不採用にするのは当然の結果ですね。
 また、これは偏見になってしまうかもしれませんが、真面目な人よりも遊んでいる人の方が嘘を付くのが上手いというのもあると思います。真面目な人はどうしても嘘をつこうとすると、顔に出てしまう場合が多い印象を受けます。これは、私自身が真面目の部類に入るので、真面目な人が嘘をつこうとするとすぐに分かります。なので、面接官の人も分かるのではないかと考えられます。
 このような真面目な人は事務職をすれば良いのではないかと思うかもしれません。しかし、多くの企業は総合職採用であり、事務職のみの有効求人倍率は基本的に0.5倍以下なので、競争率が高く内定をもらうというのは難しいと考えられますね。


 このように考えてみると、やはり「真面目な人」は内定がもらいにくいのはあながち間違いじゃないのではないかと思います。まぁ、これはあくまでも私が就職活動を通して私見であり、早く決まる人は決まります。


 


ここからは、就職活動をして思ったことを書いておきたいと思います。


 就職活動あるあるでは、多くの会社を落ちてしまうと精神的に「自分は社会に必要ない」と思ってしまうというのがあります。私自信ありました。私の場合、金融関係と保険代理店が一通り終わった8月下旬ぐらいにそんな感じになっていましたね。その時に行ったのが、金融機関と保険代理店はある程度ブラック要素があるというのは知っていたので、悪い情報を読みまくって「入らなくて良かった」と思うようにしていました。また、自分のレベルを少し下げて「金融機関は勉強ばっかりだし、頭が良い奴にやらせれば良いや。」と思ったこともありましたね。いや、今でも思っています。最後に私が思ったのは「僕が本当にやりたいことは、どの会社でもできないんだよな」って思って「ダメだったら、会社を建てよう」って思っていましたね。まぁ、これはできる人とできない人がいると思いますが・・・。
 あと、就職活動をしていて、あまり聞かないと思いますがけっこう色々な人からのプレッシャーってあります。僕の場合、親とゼミの先生がかなり心配していて、これが少しプレッシャーとなっていましたね。親はまだしもゼミとかは内定もらっていないことがコンプレックスになってきたりします。もし、内定をもらうのが遅くなるとこんな経験もするかもしれません。ただ、ここはもう開き直るしかんないです。暗いと周りから気を使われより精神的に参ってしまうかもしれませんね。


 こんな感じの経験をしてきましたが、結局は私が理想としていた地元企業に内定を頂くことができました。なので、この企業に内定をもらうために今まで落ちてきたんだなと、今では思っています。言ってしまえば、私は一般的に就活負け組と言われる12月に内定をもらいましたが、個人的には全然負け組だと思っていないし、就活負け組でも、内定をもらえたところが良ければ就職勝ち組にはなれると思います。3年以内に辞めてしまうような負け組にならないためにも軸は持って就職活動をした方が良いのではないかと思いましたね。また、就職活動は色々な会社を見れるチャンスでもあると思います。私自身60社程度の選考を受けてきたので、今考えればいろんな考え方の会社があって面白いなって思いましたし、時期ごとに中心に受ける業界が違ったので業界の特徴も見ることができました。確かに就職活動は上手くいかないとつらいかもしれませんが、私のように色々な会社が見れるから面白いって思えるように、少しぐらいは心のゆとりが会った方が良いかもしれませんね。ある企業の説明会に行った時、説明してもらっているのに寝てる人がいたり、多くは目が死んでいるっていう時がありました。私自身が就職活動をちょっと舐めていた部分がありますが、良い意味で気楽に就職活動をしていたのが精神的に参らなかった要因であるとも思います。


このように色々書いてきたが、最後に思うことは、内定がもらえて本当に良かった。そして、地元の企業に決まったのが何よりもうれしい。